仕事のやりとりで重要なのは相手をリスペクトできるか
仕事のやりとりで、取引先や営業の方と接していると、仕事ができる人、できない人、信頼できる人、できない人がわかる気がして、自分がまだまだだなぁとか、もっと勉強しなきゃいけないなぁと改めて感じさせられる時がある。
具体的には、
- 話が早い
- 情報を持っている
- 今後の関係性を大事にしている
というところ。
話が早い
これは結論を先に出してくれ、何を判断すればいいかコミュニケーションが最小で話ができる、ということ。営業マンでたまに、結論を最後に持ってきて、だらだら導入部分を話し、こちらが言ってもいないようなニーズを作り出す人がいるが、はっきり言ってウザいだけである。資料とか全部すっ飛ばして、結論をこっちはもう見てるし!
要は、相手目線があるかないか。結論ありきで話をしてくれる人は、相手の時間を取っている感覚がとても強く、有意義な時間にする努力をしてくれる。しかし、必要のない提案をする営業マンは、自分が言いたいことをいっているだけであり、自分目線が強いと言わざるを得ない。
話が早い、ということは相手目線を追求している=仕事ができる、と言えるのだろう
情報を持っている
できる人は常に最新の情報やトレンドを教えてくれる。打ち合わせでのちょっとした間に、有益なやりとりが発生するのだ。
特に自分達が専門とする分野であれば最新の情報は常に押さえている。
業界の情報をキャッチアップしているだけでなく、自ら発信している人もいる。
こういう人は、会うこと自体に価値がでてくる。
仕事ができる人=常に学んでいる、知識の上書きをしている、と言えるだろう
今後の関係性を大事にしている
できる人は、仮にニーズがあわず、提案を、受け入れられないときでも、全く嫌な顔をしない。むしろ、その時はタイミングが合わなかっただけ、というポジティブな受け止め方をしてくれる。
自分をどういうときに、どういう使い方をすればいいのか、自他共にわかっているので、それを明確にしてくれ、存在感を残すことができるのだ。
印象に残るので、本当にそのタイミングが訪れた場合に、第一に思い出されるのだ。
仕事ができる=記憶に残る人、ということが言えるだろう。
カスタマーサポートでも、カスタマーサクセスでも、お客様との関係性でお互いがお互いをリスペクトしてくれる関係性が理想的だ。
この概念を応用すると、まず、相手の期待値を理解し、カスタマーサポートとしての役割(できること、できないこと)を明示し、結論ありきで最短のコミュニケーションを目指す、ということが共通する部分であろう。
この仕事ができる人から、カスタマーサポートの対応方針を決めると、自ずと磨くべきポイントが見えてくるのではないだろうか?
同じ条件、同じ時間で 10倍仕事ができる人、10分の1しかできない人
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