カスタマーサポートってイケてるの?
カスタマーサポートの地位向上を!!とか叫んでる人が世の中に存在する。
また、カスタマーサポートより、今はカスタマーサクセスだよね、と言う人も存在する。
このような発言や論議について、私は違和感を覚えずにはいられない。
まず、カスタマーサポートの地位向上!という話しについて、その仕事にそれだけの価値があるのか??という疑問を投げ掛けるとする。
価値があれば、伝えかたが悪いだけ。正しく世の中に理解を求めていく、価値を認知していく、という活動をすればおのずと地位は向上するのだろう。
しかしながら、価値が低いのであれは、仕事の内容を見直さなくてはいけない。
カスタマーサクセスがカスタマーサポートと比較され、持て囃されるのは、カスタマーサポートと似た仕事なれど、そこにあたらしい価値、概念を作り上げたからこそ、注目がされたといえるだろう。
そのため、カスタマーサポートを何かと比べたりする議論ではなく、我々の仕事はこれでよいのか?という本質的な部分を掘り下げるべきではなかろうか?
自分自信の仕事に価値を持たせるかどうかは、その人がどのような仕事をしているか、もしくはどのような仕事を作り出すのか次第だ。
カスタマーサポート、という特定のキーワードに固執するのではない。また、他の業務と比較するのでもない。価値のある仕事が、ただ認められるだけのことなのだ。
同じ仕事を続けていて待遇を改善しろー!!何て言うのは、残念ながらあつかましい要求と言わざるを得ないだろう。
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